大腸カメラ検査の流れ
大腸カメラ検査の流れは、患者さんの状態などによっても異なるのですが、一般的には下表のような手順となります。なお、詳細については、検査を受けられる患者さんに直接ご説明させていただきます。
- 下剤の服用
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- 大腸をきれいにするため、約2リットルの下剤を数回に分けて飲みます
- 前日から下剤を飲むこともあります
- 必要に応じて鎮静剤を投与
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- ご希望の方には鎮静剤を静脈注射します
- 外科手術に一般的に用いられる麻酔のように強力なものではなく、医師などからの呼びかけに反応することもできます
- 内視鏡を挿入
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- 身体の左側を下にしてベッドに横になります
- その態勢で肛門から内視鏡を挿入していきます
- 大腸内部を観察
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- 内視鏡カメラの映像はモニターに映し出されます
- この映像を見ながら大腸の内部を隅々まで観察します
- 必要がある場合は、生検を行います
- 検査の終了
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- 通常は数十分で検査は終了します
- 症例によって時間が延びることもあります
- 検査後
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- 通常、飲食は1時間後から可能です
- 検査当日のお風呂はシャワー程度にしてください
- 車の運転は禁止です
- 強度の運動は避けてください
- 検査終了後、気になる症状がある方は、すぐに医師までご相談ください