逆流性食道炎
逆流性食道炎は胃から食道への胃酸の逆流が原因で起こる病気です。
症状がひどくなると不眠、食べたいものが食べられないなどの症状が出現し、仕事や日常生活に支障をきたすようになることもあります。
胃カメラで見ても炎症がないのに胸やけがあるというケースも少なくありません。
主な症状
胸焼け、胸の痛み、胃もたれ、他、喉の不快、咳・痰などの症状が起こります。
検査について
胃カメラで胃と食道の近くの粘膜の発赤、びらん・潰瘍などを認めると逆流性食道炎と診断できます。胃・十二指腸潰瘍や、胃や食道の癌の症状と似ていることもありますので、胃カメラでそのような病気がないかどうかをしっかり確認する必要があります。
逆流性食道炎の治療
日常生活において原因となる問題点の改善を行いつつ、薬物療法を行います。
治療薬としては、胃酸分泌抑制剤や、消化管運動機能改善薬、粘膜保護剤、胃酸中和剤を使用してを正常な状態に近づけます。